
アイドル名曲ランキングTOP30が放送
今回の記事は、後編となります。前編(1位〜15位)はこちら
早速16位から見ていきましょう。
16位 最上級にかわいいの!
超ときめき♡宣伝部の楽曲「最上級にかわいいの!」は、2024年5月29日にavex traxからリリースされた10枚目のシングル(インディーズを含めると通算13枚目)です。この曲は、同年1月24日に発売されたアルバム『ときめく恋と青春』に収録されていた楽曲をシングルカットしたものです。
楽曲の特徴
この楽曲は、失恋をテーマにしながらも、前向きでポジティブなメッセージが込められており、聴く人の心を明るくする内容となっています。
作詞・作曲はシンガーソングライターのコレサワさんが手がけており、その歌詞は第66回日本レコード大賞の作詩賞を受賞しました。
また、「最上級にかわいいの!」のミュージックビデオは、カラフルでポップな世界観が特徴で、メンバーのキュートな魅力が存分に表現されています。また、テレビ番組『DayDay.』などでも生歌披露され、そのパフォーマンスが話題となりました。
この楽曲は、TikTokを中心に大きな話題となり、総再生回数は7億回を突破しました。特に「君に振られて最上級にかわいいの」というフレーズとキャッチーな振り付けが、多くのユーザーによるダンス動画の投稿を促し、ユーザー生成コンテンツの増加に繋がりました。
DAMの2024年年間カラオケランキングでは、「今年発売のガールズグループ楽曲」部門で1位を獲得し、幅広い世代に歌われる人気曲となっています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高位4位、登場回数5週
- オリコン週間合算シングルランキング:最高位4位
- Billboard Japan Top Singles Sales:最高位4位
- Billboard Japan Hot 100:最高位10位
17位 センチメンタル・ジャーニー
「センチメンタル・ジャーニー」は、1981年10月21日にリリースされた松本伊代さんのデビューシングルです。作詞は湯川れい子さん、作曲は筒美京平さんが手がけ、アイドル歌謡曲として多くの人々に親しまれました。
楽曲の特徴
この楽曲は、松本伊代さんの名前と年齢を歌詞に取り入れたことで話題となり、アイドルとしての彼女のイメージを強く印象づけました。また、デビュー当時の彼女の若々しさと可愛らしさが楽曲とマッチし、多くのファンを魅了しました。その後も、松本さんの代表曲として長く愛され続けています。 特に「伊代はまだ16だから」というフレーズが印象的で、松本さん自身の名前と年齢を歌詞に取り入れたユニークな楽曲として話題となりました。
チャート成績
- オリコン週間シングルチャート:最高位9位
- ザ・ベストテン:最高位6位
- ザ・トップテン:最高位9位
- 第24回日本レコード大賞:新人賞
- 第13回日本歌謡大賞:放送音楽新人賞
- 第11回FNS歌謡祭:優秀新人賞
18位 恋愛レボリューション21
楽曲の特徴
モーニング娘。の「恋愛レボリューション21」は、2000年12月13日にリリースされた11枚目のシングルで、グループの代表曲の一つとして広く知られています。
また、「超超超いい感じ♪」というキャッチーなフレーズとダンスが話題となり、幅広い世代に親しまれました。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高位2位(2週連続)
- オリコン年間シングルランキング(2001年):第5位
- 登場回数:11週
- 累計売上枚数:約99万枚(オリコン調べ)
19位 シャボン玉
モーニング娘。の「シャボン玉」は、2003年7月30日にリリースされた19枚目のシングルで、グループの新たなフェーズを象徴する楽曲です。
楽曲の特徴
「シャボン玉」は、恋愛の儚さや怒りをシャボン玉に例えた力強いロックナンバーです。巻き舌を多用した歌唱や、石川梨華さんの長台詞など、これまでのアイドルソングとは一線を画す攻撃的なスタイルが特徴です。また、6期メンバー(藤本美貴、亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな)を含む15人体制での初シングルであり、グループの新たなスタートを象徴する作品となりました。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高位2位
- 累計売上枚数:約15万1,104枚
20位 ミスター
KARAの「ミスター」は、2010年8月11日にリリースされた日本デビューシングルで、韓国で2009年に発表されたアルバム『Revolution』に収録された同名曲の日本語バージョンです。この楽曲は、KARAの日本での人気を確立するきっかけとなった代表曲の一つです。
楽曲の特徴
ミスター」は、恋する女の子の気持ちを描いたポップなダンスナンバーで、特に「ヒップダンス」と呼ばれる振り付けが話題となり、日本でも多くの人々が真似をするなど、社会現象となりました。そのキャッチーなメロディと印象的なダンスは、K-POPブームの先駆けとして、日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。
チャート成績
• オリコン週間シングルランキング:最高位5位
• 登場回数:55週
• 年間ランキング(2010年):67位
• RIAJ(日本レコード協会)認定:着うたフル®部門で年間6位
21位 かわいいだけじゃだめですか?
CUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」は、2024年9月9日に配信リリースされた、彼女たちのデビュー曲です。この楽曲は、可愛らしさだけでなく、内面の強さや努力も大切であるというメッセージを込めた、ポジティブな自己肯定感をテーマにしています。
楽曲の特徴
SNSでのバイラルヒット
TikTokでは楽曲投稿数が10万件を超え、Billboard JAPANの“TikTok Weekly Top 20”で首位を獲得するなど、SNSを中心に大きな話題となりました。
MVでは、メンバーがカラフルな衣装を身にまとい、キュートでエネルギッシュなダンスを披露しています。衣装は「人とは違う自分、なんにでもなれる自分」をテーマにデザインされ、フリルやリボン、レースなどがふんだんに取り入れられています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:初登場3位
- YouTube再生回数:ミュージックビデオは公開から3ヶ月で2,200万回再生を突破
- THE FIRST TAKE出演:一発撮りパフォーマンス映像が公開から約3週間で710万回再生を記録し、YouTubeの「人気急上昇中の動画」1位を獲得
22位 Body & Soul
SPEEDの「Body & Soul」は、1996年8月5日にリリースされた彼女たちのデビューシングルであり、J-POPシーンに鮮烈な印象を与えた楽曲です。
楽曲の特徴
「Body & Soul」は、当時平均年齢13歳のメンバーとは思えないほどの高い歌唱力とダンスパフォーマンスで注目を集めました。エネルギッシュなメロディと前向きな歌詞が特徴で、アイドル冬の時代と呼ばれた1990年代半ばにおいて、SPEEDの登場は新たな風を吹き込む存在となりました。この楽曲は、彼女たちの代表曲の一つとして今もなお多くのファンに愛されています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高4位
- 登場回数:31週
- 1996年度年間ランキング:45位
- 累計売上枚数:約63万7,880枚
23位 シンクロニシティ
乃木坂46の「シンクロニシティ」は、2018年4月25日にリリースされた20枚目のシングルです。この楽曲は、グループの中心メンバーである白石麻衣さんがセンターを務め、生駒里奈さんの卒業シングルとしても知られています。
楽曲の特徴
「シンクロニシティ」は、偶然の一致や心のつながりをテーマにしており、メンバー同士の絆や共感を表現しています。また、「シンクロニシティ」は、心理学者カール・ユングが提唱した概念で、意味のある偶然の一致を指します。このテーマは、歌詞やパフォーマンス、ミュージックビデオ全体に反映されています。
「シンクロニシティ」は、乃木坂46の音楽性やパフォーマンスの高さを示す代表的な楽曲であり、多くのオタクに愛され続けています。切なさを表すような美しいメロディと深いメッセージは、今もなお多くの人々の心に響いています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:初登場1位(2018年5月7日付)
- 初週売上:約111.7万枚(乃木坂46として初の初週ミリオン達成)
- 累計売上:約118.8万枚(Billboard JAPAN調べ)
このシングルは、乃木坂46にとって初めて初週でミリオンセールスを達成した作品であり、グループの人気と影響力を象徴する一曲となりました。
24位 OMG
NewJeansの「OMG」は、2023年1月2日にリリースされたシングルで、彼女たちの初のウィンターシングルアルバム『OMG』のタイトル曲です。この楽曲は、R&B、ヒップホップ、ポップを融合させたサウンドで、若い恋心や片思いの感情をテーマにしています。
楽曲の特徴
この曲は、ミニマルなR&Bサウンドに、トラップのリズムやUKガラージの要素を取り入れた構成となっています。歌詞は、ハイスクールドラマにインスパイアされ、若者の恋愛や片思いの感情を描いています。
また、 「OMG」のMVは、パク・チャヌク監督の映画『サイボーグでも大丈夫』にインスパイアされ、メンバーたちがそれぞれ異なる幻想を抱く姿を描いています。この映像は、前作「Ditto」とのつながりもあり、制服やテーマを共有しています。
チャート成績
- Billboard Global 200:最高10位
- Billboard Japan Hot 100:最高7位
- Circle Digital Chart(韓国):最高2位
- シンガポール、台湾、ベトナム:Billboard Hits of the Worldチャートで1位
- 認定:日本レコード協会および韓国音楽コンテンツ協会からストリーミング数1億回超えでプラチナ認定
- 受賞歴:
- 第33回ソウルミュージックアワード「ベストソング賞」
- 第38回日本ゴールドディスク大賞「アジア部門年間最優秀楽曲賞」
- 2023年Billboard Music Awards「Top Global K-Pop Song」ノミネート
25位 走れ!
ももいろクローバーZの楽曲「走れ!」は、2010年5月5日にリリースされたシングル「行くぜっ!怪盗少女」のカップリング曲として発表されました。この楽曲は、グループ初期の代表曲として多くのオタクに愛されており、ライブでも定番の一曲となっています。
楽曲の特徴
「走れ!」は、片思いの切なさや青春の情熱を歌ったミディアムテンポの楽曲で、ももクロの楽曲の中でも特に感情豊かな歌詞とメロディが特徴です。ファンの間では“神曲”と称され、ライブでは感動的な場面で披露されることが多く、観客との一体感を生み出す楽曲として知られています。
チャート成績
「走れ!」単独でのオリコン週間シングルランキングへのランクインは確認されていません。
26位 Yeah! めっちゃホリディ
松浦亜弥さんの「Yeah! めっちゃホリディ」は、2002年5月29日にリリースされた6枚目のシングルで、作詞・作曲はつんく♂さんが手がけました。この楽曲は、彼女の初期の代表作の一つとして知られ、明るくポップなメロディと元気な歌詞で、多くのオタクに愛されています。
楽曲の特徴
「Yeah! めっちゃホリディ」は、明るくポップなメロディラインと軽快なリズムが特徴的で、聴いているだけで楽しい気分になるような楽曲です。夏を感じさせるような爽やかさがあります。
タイトルの通り、「Yeah! めっちゃホリディ」というフレーズが何度も繰り返されることで、キャッチーさが高く、誰もが口ずさみたくなるような中毒性のある構成です。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高2位
- 2002年度年間ランキング:107位
- 日本レコード協会(RIAJ)認定:ゴールドディスク(出荷枚数10万枚以上)
27位 Snow halation
μ’s(ミューズ)の「Snow halation(スノー・ハレーション)」は、2010年12月22日にLantisからリリースされた、ラブライブ!プロジェクト初期を代表する楽曲です。この曲は、μ’sの2ndシングルとして発表され、後にTVアニメ『ラブライブ!』第2期第9話の挿入歌としても使用されました。
楽曲の特徴
冬の情景と恋心を描いた歌詞:タイトルの「Snow halation」は、雪(Snow)と感情の高まり(halation)を組み合わせた造語で、恋心が雪のように広がる様子を表現しています。
ライブパフォーマンスでは、楽曲のクライマックスで観客がオレンジ色のペンライトを一斉に振る「オレンジサイリウム演出」が定番となっており、ファンとの一体感を生み出しています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:最高74位
- Billboard Japan Top Singles Sales:最高70位
- 平成アニソン大賞:2010年代特別賞を受賞
- NHK BSプレミアム『カウントダウンLIVE アニソン ベスト100!』:第1位を獲得
28位 ザ☆ピ〜ス!
モーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」は、2001年7月25日にリリースされた12枚目のシングルで、つんく♂さんが作詞・作曲、ダンス☆マンさんが編曲を担当した楽曲です。この曲は、当時の社会的な出来事や日常の風景をユーモラスに描きつつ、明るく元気なサウンドで多くのファンに愛されています。
楽曲の特徴
ファンキーダンスミュージックを基調とし、1920年代のアメリカンポピュラージャズの要素を取り入れた独特のサウンドが特徴です。イントロの「ピースラップ」やジャズ調の間奏など、つんく♂さんならではの遊び心が感じられます。
MVでは、メンバーが水兵姿で船内(トイレなど)を舞台に踊るユニークな演出が話題となりました。また、石川梨華さんが中央でソロダンスを披露するシーンから、「センターポジション」という概念が定着したとも言われています。
チャート成績
- オリコン週間シングルランキング:初登場1位を獲得。
- 累計売上枚数:約68万枚を記録し、当時のモーニング娘。の代表曲の一つとなりました。
29位 慟哭
工藤静香さんの楽曲「慟哭」は、1993年2月3日にリリースされた彼女の27枚目のシングルで、フジテレビ系ドラマ『あの日に帰りたい』の主題歌として使用されました。この曲は、彼女の代表作の一つとして広く知られています。
楽曲の特徴
「慟哭」は、失恋や別れの悲しみを深く描いたバラードで、工藤静香さんの感情豊かな歌声が印象的です。彼女自身が作詞を手掛け、心の奥底から湧き上がる感情を繊細に表現しています。また、作曲を担当した後藤次利さんのメロディーが、歌詞の世界観をより一層引き立てています。
チャート成績
• オリコン週間シングルランキング:初登場1位を獲得
• 累計売上枚数:約60万枚を記録
30位 White Love
「White Love」は、SPEEDの全盛期を象徴する楽曲であり、日本のJ-POP史に残る冬の名曲です。青春や恋愛のきらめき、切なさを歌い上げる一曲として、今もなお多くの方に愛されています。
楽曲の特徴
冬をテーマにした恋愛バラード。冬の澄んだ空気感と、切ない片思いや愛の深まりを美しく描いた歌詞が印象的です。
SPEEDの歌唱力とハーモニーが際立ち、彼女たちの成熟した表現力が評価されました。
チャート成績
- オリコン週間ランキング:初登場1位
- 累計売上枚数:およそ180万枚を超える大ヒット(SPEED最大のヒット曲)
- 1997年の年間シングル売上:第5位
- 日本レコード大賞:優秀作品賞 受賞
以上、200人近くのアイドルが選んだ『アイドル名曲ランキング』でした。
日韓アニメ問わずランクインしていたのが印象的でした。
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